民法 (放送大学教材) の感想
参照データ
タイトル | 民法 (放送大学教材) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 円谷 峻 |
販売元 | 放送大学教育振興会 |
JANコード | 9784595317262 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法 |
購入者の感想
本書は、放送大学において「2017年に開講された専門科目『民法』の教材」(「まえがき」より)です。本書は、2013(平成25)年に発行された初版の「新訂」版であり、この新訂版では武川幸嗣・慶応義塾大学教授も執筆されているので、円谷峻・横浜国立大学名誉教授との共著となっています。ただ、残念なことに、円谷先生は、2017(平成29)年2月25日に71歳で逝去されています。本書が、生前最後の著書と思われます。
放送大学のHPでのシラバスによれば、「本授業を通じて、民法のあらまし、概要を理解することが本授業の第一次的な目標」であり、「本授業によりここでは論じられなかった問題についても自ら考え、解決の道筋をつけられる法知識と法的素養を育成することを目標とする」ことが(授業の)「第二の目標」です。こうした目標と、本文292頁(旧版は本文284頁)程度の分量で、財産法・家族法を全般的に説明していることから、民法の入門書といえます。
色刷りではありませんが、横書き、本文の文字は大きめ、項目は大文字や太字化するなど、読みやすい工夫をしています。ただ、図解は親等図(271頁)程度であまりありません。なお、事項索引はあっても判例索引はありませんが、引用判例数は280件ほどです。
<放送メディア及び授業時間>
本書を使った放送メディアは、ラジオで(ネットでの聴講も可)、平成29年度の放送時間は、第1学期:(土曜)11時15分~12時00分、第2学期(10/1〜12/28、1/5〜1/20):(火曜)16時00分~16時45分で、現在、集中放送授業時間(夏季)中です(8/14〜8/21)。
<改訂した箇所>
初版と異なり、特に次の4点が異なっています。
放送大学のHPでのシラバスによれば、「本授業を通じて、民法のあらまし、概要を理解することが本授業の第一次的な目標」であり、「本授業によりここでは論じられなかった問題についても自ら考え、解決の道筋をつけられる法知識と法的素養を育成することを目標とする」ことが(授業の)「第二の目標」です。こうした目標と、本文292頁(旧版は本文284頁)程度の分量で、財産法・家族法を全般的に説明していることから、民法の入門書といえます。
色刷りではありませんが、横書き、本文の文字は大きめ、項目は大文字や太字化するなど、読みやすい工夫をしています。ただ、図解は親等図(271頁)程度であまりありません。なお、事項索引はあっても判例索引はありませんが、引用判例数は280件ほどです。
<放送メディア及び授業時間>
本書を使った放送メディアは、ラジオで(ネットでの聴講も可)、平成29年度の放送時間は、第1学期:(土曜)11時15分~12時00分、第2学期(10/1〜12/28、1/5〜1/20):(火曜)16時00分~16時45分で、現在、集中放送授業時間(夏季)中です(8/14〜8/21)。
<改訂した箇所>
初版と異なり、特に次の4点が異なっています。