PS3用コントローラパッドセット『アシストパッド3(ブラック)』 の感想

各パーツごとに簡単なレビューを。

アナログスティック用キャップ
無難な作りで、可もなく不可もなくといった感じです。さわり心地は悪くありませんし、指紋に合わせた円状の凹凸など、従来の製品の流れを踏襲しています。FPS・TPSなどのエイムを多用するゲームでは、非常に重宝すると思われます。

方向キーパッド
これは正直微妙です。確かに全方向への入力が可能となり、上下左右の入力も容易になったので、格闘系のゲームではかなりの効果を挙げられると思います。ただ、十字キーの上にほぼ同じ厚みのパッドを貼り付ける、という形の為、右側の○ボタンなどと高低差が出来てしまい、個人的には押しているときの違和感が凄まじかったです。通常2.5mmほどの厚みのボタンが、両面テープとパッドを貼る事で7mm近くに、中心部分のへこんでいる部分でも5mm近くあり、その高低差は約2.5~4.5mm。数字にすると大したことはないですが、実際にさわって見ると意外と違和感を感じます。このパーツだけは、かなり個人差が出ると思います。私には全く合いませんでした。

L2・R2トリガーパッド
今回の目玉は、間違い無くこれですね。実際に装着してみると、かなり操作感覚が変わります。まず、誤作動防止が大きいですね。通常は内側に向いている左右の2のボタンですが、このパッドを装着すると完全に外側に反り返るような形になる為、置いたときの衝撃での誤作動が劇的に減ります。また、指と接する面が一回りほど大きくなったことで、PS3コンの2ボタンで感じていた、滑り落ちるような感覚も無くなり、非常に安定した状態でのボタン操作が可能です。加えて、指の曲線にフィットするような形状ですから、微調整も非常に簡単になりました。実際に効果を感じたタイトルは、R2ボタンにアクセルが割り当てられているレース系(GTA4等も)のゲーム、R2をトリガーに設定したFPS(KILLZONE2など）ゲーム、L2にイクシードという重要な要素があるDevil May Cry 4等ですね。

全体を見て