しんどい母から逃げる!!: いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった の感想

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参照データ

タイトルしんどい母から逃げる!!: いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった
発売日販売日未定
製作者田房 永子
販売元小学館
JANコード9784093886086
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 妊娠・出産・子育て » 親子関係

購入者の感想

いわゆる毒親問題に悩んで四半世紀以上、関連書籍ももちろん一通り読んでいたけれど、
「キレる私をやめたい」のイメージから、著者さんがかなりヤバい人なんじゃないか、私そこまでじゃないし…と長いこと誤解をしていてずっと敬遠してたのですが、再び実家と問題が勃発した際にどうしても読まずにいられなくなり、「キレる私を」「母がおかしい」と読みました。
自分の親問題が解毒なり解決なりに至らず、悶々としていたところこの本が出版されると聞き、すがるように買いました。

まず何が良いって、コミックエッセイであることと、実際に解毒に至った本人による体験談であること。
毒親関連本は多分ほとんど読んでいますが、文章ばかりでもういいかげん疲れてきた(笑)
これまで読んできた「理論」が、コミックエッセイ形式でわかりやすく表現された著者の具体的な経験談によって裏打ちされたというか、すんなり入ってきました。
どなたかも似たようなことを書いておられましたが、「母がしんどい」は子供時代からのエピソードによる基本のストーリーで、こちらは「そんな中、どんなプロセスで、どんな心の動き、考え方のステップを経て、解毒への道を歩んでいったか」が非常にロジカルに表現されています。
頭のいい人なんだと思います。こんな家庭で、ましてやひとりっ子だと何が正常で何がおかしいのか子供の頃はわからなかったと思いますが、それを少しずつ、外に助けを求めながら自分の中で解いていった。
そのプロセスの中で多くの人が陥るであろう罪悪感の罠とか、よく知りもしない人から言われがちなこととか、そういう「あるある」に対しても有効策をわかりやすく示してくれています。
(タイトルもまさにそうですね、「親のせいにするな!」というあるあるに対する)

自分の家の毒親問題と取り組んでると、あまりのしんどさに意識的無意識的にいろんなことを忘れてしまい、それによって後になってまたつらくなったりするのですが、その度にこの本に戻れば自分を取り戻せる、と思えます。

読んでいて「それだ!」って膝を打つところがあまりに多いので、その中のいくつかをスマホで撮って、いつでも見れるようにしています。

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小学館から発売された田房 永子のしんどい母から逃げる!!: いったん親のせいにしてみたら案外うまくいった(JAN:9784093886086)の感想と評価
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