パンゲア の感想

オリヂナルに準ずる LP (Record-2/23:23,23:57)より[2:28] 長く、CD (1990,2001,2006,2008年版/2013版未確認) より平均 約3分 イントロとアウトロの長いのが 1996年版の本作だ。[ Disc-1,41:44・Disc-2,49:48／ASIN: B000024QMR ]

そもそもこうした事が何故起きるのか不思議だが、ピッチの違い (狂い) に因るのでは無く実際に演奏時間が長く収録されている。 Disc-2 (表記は GONDAWANA) 先発 [Ife] のイントロで約24秒・[For Dave] のアウトロで約3分も長く収録されている。当然だが印象は微妙に変わる。

オリジナルと思しき LP より長いのだから純粋に云えばフライングだろうが、マニアにはお勧めだ。("AGHARTA" にも同様の事がイントロにあり、興味の諸兄はレビューご覧あれ／ASIN: B0000027DZ )

音質は・・・帯に「16ch リミックス 完全版／MASTER SOUND」とあり、2001年版の「DSD MASTER SOUND」との技術的な差異は不案内だが、”エフェクト／ディレイ” の掛け方にかなりの違いがある (DSD 方式とエフェクト度合いの関係不明) 。2001年版が最も強く、次いで LP 、最も弱いのが1996年版だ。その所為か2001年版にシットリした艶が聴き取れホール感を充分感じる。音域のバランスは共通するので此の ”エフェクト感” は同時間帯で聴き比べなければ鑑賞を妨げないレベルだと思う。しかし悩ましい処ではある。が、延長収録の本盤を (追加で) 手にされたい。／"AGHARTA" と共通して、重低音を体で楽しめる二作品となる。　　

音質の事をもう一つ・・・教典でお世話になっている教祖は、ブート“ Another Unity／’75.1.22 ”