雨に唄えば [DVD] の感想

学生のときに、この映画に収録の曲、”Make ’em laugh"の映像を観て衝撃を受けました。
ドナルド・オコナー演じるコズモが踊るのですが、ずば抜けた身体能力で軽やかに演じられていて、圧巻でした。
コズモは主役３人の中ではドン（ジーン・ケリー）の親友という立ち位置で脇役的なのですが、コズモがいることで映画がウェッティにならず、ウィッティになっていると思います。

ジーンケリーはまさにスターというようなキラキラとした雰囲気でこちらが好きな人も多いと思います。
雨の中で歌うジーンケリーは見ていて楽しくなります。
ジーンケリーは力強く堂々としたダンスで、
ドナルドオコナーはエレガントでスタイリッシュなダンスという対照的な印象。

デビーレイノルズは当時19才？だったはずですが、晴れやかで気持ち良いパフォーマンス。
歌声の良さにも惹きつけられました。

ストーリーは個人的にはあまり興味がないと言うか、逆にストーリーで繋いだダンスパフォーマンスという印象がありました。
後で知ったのですが、先に曲があってストーリーを作ったそうなので、まさにそういうことらしいです。

曲の良さと出演者のパフォーマンス力で十二分に楽しめる映画だと思います。