神との友情　下 (サンマーク文庫) の感想

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上巻のレビューで本の内容を述べましたので、ここでは「神との対話」シリーズの意義の要約を。
そもそも宗教的な内容なのですが、（現に某宗教所属の私が読んでも）普段のオーソドックス的宗教観から全く矛盾なく、そして分かりやすく、そして個人的な認識だけで充分に「本当の救い・幸福」に至れる本だと思っています。
この本の後作書である『神に帰る』での神の言葉「こうした神の認識・探求をするのは、人生の苦を少なくし楽に生きられるようになる為なんだよ」とあるように、こういう宗教的認識を持ち深めることは、人生というゲームのルールを知り、無駄なく楽しめることであり、
逆に、こういう宗教的認識を知らずに生きているのは、ルールも知らず、地図も持たずに盲目的に無駄な苦労をして人生を歩むようなものだと思っています。
一般的には、宗教的な事というのは普段の生活にプラスして何か大変な苦労や負担が掛かるものという認識があるように思いますが、実際には逆です。
この辺り、既成宗教組織の在り方にも問題があるのかもしれませんが、この本から救済を得るのなら、何の束縛や負担もありません。
本当に本物の「神からの素敵な贈り物」だと思います。