暮らしのおへそ vol.21 (私のカントリー) の感想

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日用品の輸入を手がける高橋百合子さんの

・「これだ」という本質を見いだしたとき、
人生はとたんに楽しくなる。

・暮らしにジム通いが定着し、
車生活から「歩く」日々に変わってから私は別人に。
体力や筋力は人生を支えてくれる力だと思う。

という言葉が心に残った。

つい４年ほど前まで、ただぼんやりと、
なんとなく生きていた。

友だちの「人生は一回きり。思いきり
やりたいことをやりたい」という言葉に啓発され、
ロンドン五輪をテレビで見ながら
『もらい感動』しているだけの自分ではつまらない、
「私は私の金メダルを取りにいかなくちゃ。私の
金メダルはなんだろう」と考えこんだ。

あたりを見わたして
「こんないい仕事をしているじゃない」と、仕事を再発見。
その日から、人生が驚くほど新鮮に回転しはじめたという。

「いくら遅くなってもいい。私だって
自分の軸＝『おへそ』を見つけられたのは
60歳を過ぎてからなんですから」

暮らしのおへそ、という本書のタイトルに
ぴったりのエールだ。