C#ショートコードプログラミング (MSDNプログラミングシリーズ) の感想

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参照データ

タイトルC#ショートコードプログラミング (MSDNプログラミングシリーズ)
発売日販売日未定
製作者川俣 晶
販売元日経BP
JANコード9784822294441
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語

購入者の感想

C#のコードを、短く書くテクニックがいろいろ載っている本です。
とはいっても変数名を短く、とか書いてあるわけではないです。ライブラリをうまく使うとか構文をうまく使うとかがほとんどですね。これがけっこう、読みやすいプログラムを書く方法を知るのに、役に立ちます。
プログラムには、人間に見せるための情報と、機械に教えるための情報が含まれています。機械に教える情報は減らしたら動きが変わるわけで減らせないのですが、人間には見えないところに隠すことはできます。たとえば関数の中とか。そしてたとえばそれがライブラリの中だったりすると、見た目がかなり短くなるのです。
この場合、削れていくのは人間に必要ない情報です。人間に見せるための情報は、凝縮されて残ることになる。それによって、きわめてシンプルで、かつ必要な情報はすべて入った記述が生まれます。
人間に意味のある部分を削ればそうはならないはずですが、実際にはなかなか難しいのです。変数名や空白など、機械に全く意味がない部分なら削れますが。そうでない部分はプログラムの構造の根幹とリンクしてしまっていて、実際には普通は削れないのですね。よほど変なメソッド構成にすれば削れるのでしょうが。
ということでテーマはよい本だとは思います。この理由が中に書いてあるわけではありませんが。
プログラマーは直感的に、シンプルさをとらえます。いわゆる美しいという感覚ですね。短くすると美しくなる理由は分からないまでも短く書く方法を試行錯誤していて。その結果は大変美しく役に立つものコードができます。特にC#はライブラリだけでなく、構文でもそういうことがやりやすい新機能が多い。短く書くと宣言的な記法になります。それはC#の作者も重視していることらしいです。このことからも、この本に書いてある、短く記述する方法には意味があるということがわかります。

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日経BPから発売された川俣 晶のC#ショートコードプログラミング (MSDNプログラミングシリーズ)(JAN:9784822294441)の感想と評価
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