ベルセルク(デラックス・エディション)(完全生産限定盤)(特典なし) の感想
参照データ
タイトル | ベルセルク(デラックス・エディション)(完全生産限定盤)(特典なし) |
発売日 | 2019-05-15 |
アーティスト | アモン・アマース |
販売元 | SMJ |
JANコード | 4547366404968 |
Disc 1 : | ファフナーズ・ゴールド クラック・ザ・スカイ ミョルニル、ハマー・オブ・トール シールド・ウォール ヴァルキュリア レイヴンズ・フライト アイロンサイド ザ・バーサーカー・アット・スタンフォード・ブリッジ ウェン・ワンス・アゲイン・ウィ・キャン・セット・アワ・セイルズ スコル・アンド・ハティ ウィングズ・オブ・イーグルズ イントゥ・ザ・ダーク |
Disc 2 : | ザ・パースート・オブ・ヴァイキングズ -Live at Summer Breeze 2017- アズ・ロキ・フォールズ -Live at Summer Breeze 2017- ファースト・キル -Live at Summer Breeze 2017- ザ・ウェイ・オブ・ヴァイキングズ -Live at Summer Breeze 2017- アット・ドーンズ・ファースト・ライト -Live at Summer Breeze 2017- クライ・オブ・ザ・ブラック・バーズ -Live at Summer Breeze 2017- ディシーヴァー・オブ・ザ・ゴッズ -Live at Summer Breeze 2017- デストロイヤー・オブ・ザ・ユニヴァース -Live at Summer Breeze 2017- デス・イン・ファイア -Live at Summer Breeze 2017- ファーザー・オブ・ザ・ウルフ -Live at Summer Breeze 2017- ルーンズ・トゥ・マイ・メモリー -Live at Summer Breeze 2017- ウォー・オブ・ザ・ゴッズ -Live at Summer Breeze 2017- レイズ・ユア・ホーンズ -Live at Summer Breeze 2017- ア・ドリーム・ザット・キャノット・ビー -Live at Summer Breeze 2017- ガーディアンズ・オブ・アスガード -Live at Summer Breeze 2017- トワイライト・オブ・ザ・サンダー・ゴッド -Live at Summer Breeze 2017- |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ハードロック・ヘヴィーメタル |
購入者の感想
フィンランドのメロデス/ヴァイキングメタル・バンド、Amon Amarthが2019年に出した11作目のアルバムです。
大地に強固な根を張る巨木のようにずっしりとしたサウンドに、芯の強いグロウル。その音楽性はあくまで正統派メタルに根差しており、沸き立つ漢の熱気と哀愁の表現にかけてはメタル界でも屈指の存在です。
シンセやオーケストラを使用せず、あくまでバンドの音のみで勝負している点も特徴の1つ。にもかかわらず、この圧倒的なドラマ性。力はパワーとばかりに繰り出されるストロングなリフと、時に勇壮に、時に哀愁を以って紡がれるメロディの数々。スピードにこだわるバンドではなく今作もミドルチューンが多いのですが、それでいて多彩な楽曲群は、聴いてるこちらも勇壮さを鼓舞されます。
PVにもなってる#3 "Mjolner, Hammer of Thor"は、正統派のアップテンポナンバー。リフの刻みもまさに80年代スタイル。サビ部分のリードギターのフレーズが良いですね。なおこのPVは、ヴァイキングの時代から召喚されたと思しき、本作のジャケにも描かれている熊の毛皮を被った戦士が、ライヴハウスの駐車場で謎の女悪魔(本当にキリスト教的世界観の悪魔キャラ)と対決し、それをメンバーがはらはらしながら見守るという、メタル史に残りそうな迷PVなので必見です。
#7 "Ironside" はギターのトレモロに、夕日を背負って立つ漢の哀愁を強く感じます。フィンランドのバンドのはずなのに、何故か浮かぶ画は70年代の日本の応援団。後半の静寂パートで、ディープな低音クリーンヴォーカルも聴けます。
#11 "Wings of Eagles" も疾走曲。ほとんどデスラッシュ的なノリの激烈さで、攻撃性としては本作イチでは。なおかつメロディの扇情力も強烈なものがあり、攻撃性と抒情性が絡み合い無限に上昇していくかのようなカタルシスがあります。
大地に強固な根を張る巨木のようにずっしりとしたサウンドに、芯の強いグロウル。その音楽性はあくまで正統派メタルに根差しており、沸き立つ漢の熱気と哀愁の表現にかけてはメタル界でも屈指の存在です。
シンセやオーケストラを使用せず、あくまでバンドの音のみで勝負している点も特徴の1つ。にもかかわらず、この圧倒的なドラマ性。力はパワーとばかりに繰り出されるストロングなリフと、時に勇壮に、時に哀愁を以って紡がれるメロディの数々。スピードにこだわるバンドではなく今作もミドルチューンが多いのですが、それでいて多彩な楽曲群は、聴いてるこちらも勇壮さを鼓舞されます。
PVにもなってる#3 "Mjolner, Hammer of Thor"は、正統派のアップテンポナンバー。リフの刻みもまさに80年代スタイル。サビ部分のリードギターのフレーズが良いですね。なおこのPVは、ヴァイキングの時代から召喚されたと思しき、本作のジャケにも描かれている熊の毛皮を被った戦士が、ライヴハウスの駐車場で謎の女悪魔(本当にキリスト教的世界観の悪魔キャラ)と対決し、それをメンバーがはらはらしながら見守るという、メタル史に残りそうな迷PVなので必見です。
#7 "Ironside" はギターのトレモロに、夕日を背負って立つ漢の哀愁を強く感じます。フィンランドのバンドのはずなのに、何故か浮かぶ画は70年代の日本の応援団。後半の静寂パートで、ディープな低音クリーンヴォーカルも聴けます。
#11 "Wings of Eagles" も疾走曲。ほとんどデスラッシュ的なノリの激烈さで、攻撃性としては本作イチでは。なおかつメロディの扇情力も強烈なものがあり、攻撃性と抒情性が絡み合い無限に上昇していくかのようなカタルシスがあります。