金田一少年の事件簿　File（８） (週刊少年マガジンコミックス) の感想

この作品は素晴らしい。非の打ち所がない。金成陽三郎原作時代の作品だが金成の中でもトップの作品だと思います。テストの入れ替えとか最強ライバル浅野遙子とかもう最高の一言に尽きますね。。。
マイナス点をしいて挙げれば首吊り学園と言う様に残虐性が強い、あと雪鬼伝説終了時点で犯人として最高の頭脳(理由については後述します)を持つ浅野がなぜ最後の最後で0点を取ると言う唯一のミスを犯してしまったのか？
理由としてはこうでもしないと迷宮入りの事件になったからでしょうか。金田一少年としてもあのテストで0点を取らせた事でやっと解決に導いたと言う結果。仮にあそこで11点とかだったらもう犯人の挙げ様がないですね…
これは金成さんがあえてそう言う風にしたと言う事ですね。

全事件中で1度金田一にミスリードさせた唯一の犯人、それが浅野遙子。腕力も凄いですよね。。。ガタイのいいヤロー相手に不意をついたとは言え堂々ロープで首締めですから。
ミスリードした金田一が考え直したキッカケが深夜に咲く朝顔。ここから一から考え直しやっと犯人検挙。

もうこれは読んだ方がいいですよ。。。絶対に。
自分はKCコミックスの方で持ってますがどっちでも内容は多分同じと言う事で。金田一少年の事件簿はこの回無くしては語れない！そんな回ですね。