一生、「薬がいらない体」のつくり方 (知的生きかた文庫) の感想

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参照データ

タイトル一生、「薬がいらない体」のつくり方 (知的生きかた文庫)
発売日販売日未定
製作者岡本 裕
販売元三笠書房
JANコード9784837978800
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 薬・サプリメント

購入者の感想

クリニックに勤めています。
が、先生は、ほぼ全ての患者さんに複数の薬を出します。
子供でも3縲怩T種類、大人、特に高齢者に至っては10種類以上。
当クリニックでこれだけ、です。
医者通いが普通だと思っている患者さん達ですから、まず他の病院でも薬を処方されているでしょう。

本書に、「ドクターズルール425」なるものが複数書いてあり、その中に、

「4種類を越える薬を飲んでいる患者は医学を越えた領域にいる」

と書いてあります。
つまり、同時に4種類以上の薬を飲むと、体内でどういうことが起こるのか、誰も分からないし、誰も責任持てない、ということです。
これを、先生は知っているのでしょうか・・。いや、知らないはずはないのです。
「ドクターズルール」は、医学部の学生が必ず教わることだそうです。
これを知らない医者は、聖書を知らないキリスト教徒のようなもの、と岡本先生は仰っています。

岡本先生は、「薬を出すことはギャンブルに等しい」と同書で述べられています。
賭けられているのが、患者の命なのだから、賭博師よりたちが悪い、と述べられているのもうなずけますね。

「処方された薬が5種類以上だったらその医者は要注意・・・」
5種類に限らず、ずるずると薬を出し続ける医者も同じですね。

クリニックに定期的に通ってくる患者さん達は、大人も子供も、健康になるどころか、逆に辛そうな症状が増えている人が少なくありません。
そんな人を見るにつけ、本書の内容を語りたくなります。

本書では、日本人の「薬信仰」についても問題視されています。
ずるずると複数の薬を出し続ける医者も問題ですが、それをありがたがって飲む患者の方も、問題ですね。

まず、薬は「その場しのぎ」に過ぎませんから、病気を治しません。
薬は症状を抑えるだけ。症状が収まること=病気が治ること、ではありません!

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