約束のネバーランド 10 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想
参照データ
タイトル | 約束のネバーランド 10 (ジャンプコミックスDIGITAL) |
発売日 | 2018-08-03 |
製作者 | 白井カイウ |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
10巻では、9巻で火ぶたが切って落とされたGPでの鬼たちとの闘いが描かれる。
物語前半の脱獄編の知能戦はどこへやら、ここ数巻の内容はバトル漫画に近い。
その上、ルーカスに率いられた子供たちはエマやレイのようにある種特別ではないせいか、強大な敵を前にして心理的な葛藤が目立つ。奮闘する彼らには申し訳ないが、ストーリー進行のテンポを損ねている一因かもしれない。
また、今巻は物語の核心であるミネルヴァや世界の謎に対する新たな発見もほとんどない。ストーリー展開が気になる読者にはフラストレーションがたまる話が続くが、次巻での仲間が合流したエマとレウウィスの闘いに注目したい。
ただ、このままのバトル展開が続けば、前半の舞台設定や駆け引きでこの漫画に引き込まれた読者離れが懸念される。無理やり喩えるなら、デスノートの読者にワンピースを読ませているようなものだからだ。どちらも楽しんで読む人もいるが、どちらかしか読まない人もいる。
物語前半の脱獄編の知能戦はどこへやら、ここ数巻の内容はバトル漫画に近い。
その上、ルーカスに率いられた子供たちはエマやレイのようにある種特別ではないせいか、強大な敵を前にして心理的な葛藤が目立つ。奮闘する彼らには申し訳ないが、ストーリー進行のテンポを損ねている一因かもしれない。
また、今巻は物語の核心であるミネルヴァや世界の謎に対する新たな発見もほとんどない。ストーリー展開が気になる読者にはフラストレーションがたまる話が続くが、次巻での仲間が合流したエマとレウウィスの闘いに注目したい。
ただ、このままのバトル展開が続けば、前半の舞台設定や駆け引きでこの漫画に引き込まれた読者離れが懸念される。無理やり喩えるなら、デスノートの読者にワンピースを読ませているようなものだからだ。どちらも楽しんで読む人もいるが、どちらかしか読まない人もいる。