蒙古合戦と鎌倉幕府の滅亡 (動乱の東国史) の感想

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タイトル蒙古合戦と鎌倉幕府の滅亡 (動乱の東国史)
発売日販売日未定
製作者湯浅 治久
販売元吉川弘文館
JANコード9784642064422
カテゴリ歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般

購入者の感想

北条時頼による得宗専制体制確立から北条時宗の蒙古合戦を経て
北条高時の鎌倉幕府滅亡までを扱っています。
規模や家格の上下や由緒などが異なっても、
将軍の元に御家人として平等であるという幕府の理念が徐々に形骸化し、
得宗家を中心とする少数の特権的支配層が幕府を左右するようになったことが、
幕府滅亡の遠因となっていることがよく理解できました。
北条高時を田楽と闘犬を好む暗愚なだけの人物とせず、
名門に生まれ育った覇気のない若者とする説も
「太平記」の物語から脱していていいと思いました。
蛇足ですが、
鎌倉の大仏の銅の成分比率が宋銭のそれと一致しており、
大量の宋銭を鋳つぶして作られたという説があるそうです。
このシリーズ面白いです。

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