双亡亭壊すべし(6) (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトル双亡亭壊すべし(6) (少年サンデーコミックス)
発売日2017-11-02
製作者藤田和日郎
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

5巻と同じ10話が収められてるはずなのに、見るべき点が多すぎる。

双亡亭からの撤退を考える能力者たちをタコハが説得するところから始まる。
これがまた、実にフジタらしい演説で、読んでる読者まで力が湧く。
「勇気って、こうやって与えられるものなのだな」と思った。

前に進む覚悟を決めた彼らに、ひとつ仮説が立つ。
「彼らは窒素に弱いのではないか?」と。
彼らを観察し、窒素が弱点であると確信するに至る。
と、彼らの恐ろしい目的を知ると同時に、窮地に陥る能力者たち。

一方、双亡亭の外。
能力者たちの思惑とは別に、窒素を積んだトラックが集められる。
セイイチは窒素を運ぶ道を作ろうとするけど、彼らに道を阻まれ進めない。
あと少し、ほんの少しだけ窒素が近くにあれば…。
今、双亡亭内の窮地を知り窒素を届けられるのは緑朗しかいない!!

そういうジェットコースターみたいな勢いで物語は続く。
ラスト、すべてを覚悟したフロルの試みが成功するか!?
というところで終わってる。次が待ち遠しい。
フジタのマンガを読んでよかった!という1冊。

フロルが覚悟を決め、彼女の生い立ちが知らされ
タコハと心の中で会話し、感謝し、彼女はアポーツを実行する。
この流れ、ずっと涙が止まらなかった。

途中で出てくる「竹田サン」と「今井ちゃん」。
彼らを見て、うしおととらのウンディーネの二人を思い出した。
フジタのマンガは随分と面白く成長したけど、変わってはいけないところは
昔のフジタのままだと思って、懐かしい気持ちになれた。

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