俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14) の感想

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参照データ

タイトル俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9 (電撃文庫 ふ 8-14)
発売日2011-09-10
製作者伏見 つかさ
販売元アスキーメディアワークス
JANコード9784048708135
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

本巻はいつものお兄様視点ではなく、登場人物の皆さんが、それぞれの視点で(好き勝手に)語っています。
そして、それら語り部が語る対象は、おそらく、多くの人が『俺の嫁』を決め込んでおられるヒロインの皆様なので、もはやニヤニヤせずにはいられない巻ではないでしょうか。
(いや、とても大切な人が1人足りないような気がしますが、別格でしょうか?)

例えば、最初に登場する黒猫の妹・日向。
彼女が語る黒猫の姿は、まぁ、予想通りではありますが、何かしら、この既視感は?というくらい脳内に映像が浮かびます。

読み進めているうち、あれ、あやせは出ないの?と思う頃に登場しましたが、うーむ、この人、こういうキャラクターだったのか?
もう少し、落ち着いた(そして病んだ)人かと思っていましたが、ずいぶんと見方が変わります。

また、あの変態兄妹、どちらもずいぶんと深いものがあるなと嘆息しながら読んでいると、どうやら、一番破天荒な桐乃が、一番マトモだという事が、この一言から分かります。

『やばい。どいつもこいつも頭おかしい。』

本書の感想は、この桐乃の一言に尽きます。
もちろん、面白かったです。

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