日本地図から歴史を読む方法―都市・街道・港・城跡…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書) の感想
参照データ
タイトル | 日本地図から歴史を読む方法―都市・街道・港・城跡…意外な日本史が見えてくる (KAWADE夢新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 武光 誠 |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309501499 |
カテゴリ | 歴史・地理 » 日本史 » 一般 » 日本史一般 |
購入者の感想
奈良の平城京から京都の平安京へ遷都されたことは誰でも知っていますが、ではなぜ奈良を捨て京都へ移ったのか。豊臣秀吉が大坂に城を築いたことは誰でも知っていますが、ではなぜあの場所を築城の地に選んだのか。それは時の支配者による単なる気まぐれではなく、地形・気候・流通事情や占術など様々な要因に基づき、天下を長きに渡り繁栄させ支配するために極めて戦略的に決定がなされたということがわかります。
本書では日本の歴史を時系列的に羅列するのではなく、都、港、街道と宿場街、辺境といった地理的観点から歴史を眺め、我々のよく知っているような場所や人物について“なぜ”栄えて“なぜ”衰えていったかということを説いております。歴史の本にしては薄く文章もやさしいので、軽い読み物として楽しめるのではないでしょうか。
日本のほぼ全地方をカバーしているので、自分の住んでいる地や旅先の意外な郷土史を知ることができ、身近な歴史に興味が持てます。
本書では日本の歴史を時系列的に羅列するのではなく、都、港、街道と宿場街、辺境といった地理的観点から歴史を眺め、我々のよく知っているような場所や人物について“なぜ”栄えて“なぜ”衰えていったかということを説いております。歴史の本にしては薄く文章もやさしいので、軽い読み物として楽しめるのではないでしょうか。
日本のほぼ全地方をカバーしているので、自分の住んでいる地や旅先の意外な郷土史を知ることができ、身近な歴史に興味が持てます。