TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」 キャラクターソング Vol.2 長門有希 の感想

「雪、無音、窓辺にて。」は秀逸です。
歌詞も、曲も、良い上に長門さんの雰囲気がよく出ています。
あえてメロディーをフラットにしたような曲で、
長門さんの性格を意識して作ったのかと思います。
それでいて、何度も聴きたくなる、心に残るメロディーです。
感情を表現したいけど抑えているという、
長門さんをよく表現した歌です。
長門さんファンには必携の逸品です。
このシリーズの他のキャラクターの曲も聴いてみようかなと思いました。

歌詞の中の「赤い印」ってハルヒのことですね、きっと。

ブームが去って何年も経っているようですが、最近「涼宮ハルヒの憂鬱」にはまってしまって、キャラクターソングなどの関連ソングを80曲以上ダウンロード購入してしまいました（やりすぎた感があるけど）。

その中でも、「雪、無音、窓辺にて」は、なかなか意味深な歌詞ですね。長門の置かれた立場が歌詞に込められている。かつてただの機械のようなインターフェースのひとつに過ぎない存在、ただの雪のような存在だった。でも、SOS団と過ごすことで感情が生まれてきた、願望が生まれてきた、というような感じですね。メロディーも躍動感があります。無表情な長門からは想像できない感じですが、まさか歌を歌うのに、一言だけぼそっと言ったり、無言なわけにもいきませんので、感情をもった長門が歌っていると思っています。