涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫 た 1-1-11) の感想

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参照データ

タイトル涼宮ハルヒの驚愕(後) (角川スニーカー文庫 た 1-1-11)
発売日2011-06-15
製作者谷川 流
販売元角川書店(角川グループパブリッシング)
JANコード9784044292126
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル

購入者の感想

この小説の終わり方やあとがきを読むと、これ以降のシリーズはないと思いました。結局、ハルヒを始めこれからSOS団がどうなるのか、ハルヒの持っている力はどうなるのか、キョンとハルヒの恋の行方などはわからずじまいでしょう。

高校1年間でイベントをやりすぎたし、登場人物も増えすぎた。同じイベント、七夕やクリスマス、文化祭などをまた書く訳にはいかないし、高2、高3と後2年分もネタが続かないでしょう。1年後には朝比奈さんも卒業していなくなるし。対抗勢力、特に周防とSOS団を、今後またからめるのも難しそうです。最強のパフォーマンスを誇る宇宙人が増えすぎたのも、自由度を下げてしまっている気がして、なおさら話が作れなくなった要因になっていると思います。

この小説から、キョンとハルヒはおそらく同じ大学に行くことになると推察できます。原作者からしたらこれがファンサービスなんではないですかね。もうこれ以上は書けない、でも二人は高校卒業後も関係は続いていてさらに親密になっているよ、と言いたかったんではないでしょうか。

鶴屋さんに預けているオーパーツ、これが謎のまま終わるのが惜しい。もしかしたら、SOS団結成1年のお祝いのプレゼントは、オーパーツではないかと思っています。

しかし、この涼宮ハルヒシリーズは、すべて読みましたがとても面白かったのは間違いないです。原作者にこんな面白い小説を書いてくれてありがとうと言いたいです。

私の予想を裏切って次回作が発表されないかなあ、とも思います。今回の幕引きでは佐々木がちょっとかわいそうなので佐々木を次も出してほしいのと朝倉も長門と同じ主流派となって戻ってきてほしい、敵方勢力は、もう周防しかだせないと思うので、天蓋領域と統合情報思念体との対決が見たいかな。その際にオーパーツが力を発揮するというのはどうかなあ。

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