強さと脆さ の感想
参照データ
タイトル | 強さと脆さ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ナシーム・ニコラス・タレブ |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478013847 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 |
購入者の感想
タレブ氏にかかれば、グリーンスパンもベン・バーナンキも
ノーベル経済学賞受賞者もみんなコテンパンにこき下ろされてしまう。
それも、急所をついているだけに、(その下品さにはやや閉口するが)
ニヤリとさせられるものがある。
ブラック・スワンに対して、専門家たちが、様々な批判をしたが、
それらが、いかにズレているか、をタレブ氏が丁寧に解説している。
そう、「ブラック・スワン」は、ビジネス本ではなく、哲学書なのだ。
ブラック・スワンを正しく読めた方には、この本は、その繰り返しに
過ぎないかも知れないが、今ひとつピンと来なかった私には、
この本で、よく理解できるようになった。
気に入ったフレーズ:
・ランダム性には、知識の欠落としてのランダム性(認識の限界)と
実在論的なランダム性がある。(現実の世界では、どうでもいいことだが)
・測れるリスクを取る方が、取ったリスクを測るよりもずっと健全だ
・ボラティリティが見られないのをリスクがないのと取り違えてはいけない
(なぜなら、本当に危険な時の特徴は、ボラティリティが低下する中で、
大きなジャンプが起こるリスクが高まるからだ)
・滅ぼされないためには、「汝の運命を愛せ」
ノーベル経済学賞受賞者もみんなコテンパンにこき下ろされてしまう。
それも、急所をついているだけに、(その下品さにはやや閉口するが)
ニヤリとさせられるものがある。
ブラック・スワンに対して、専門家たちが、様々な批判をしたが、
それらが、いかにズレているか、をタレブ氏が丁寧に解説している。
そう、「ブラック・スワン」は、ビジネス本ではなく、哲学書なのだ。
ブラック・スワンを正しく読めた方には、この本は、その繰り返しに
過ぎないかも知れないが、今ひとつピンと来なかった私には、
この本で、よく理解できるようになった。
気に入ったフレーズ:
・ランダム性には、知識の欠落としてのランダム性(認識の限界)と
実在論的なランダム性がある。(現実の世界では、どうでもいいことだが)
・測れるリスクを取る方が、取ったリスクを測るよりもずっと健全だ
・ボラティリティが見られないのをリスクがないのと取り違えてはいけない
(なぜなら、本当に危険な時の特徴は、ボラティリティが低下する中で、
大きなジャンプが起こるリスクが高まるからだ)
・滅ぼされないためには、「汝の運命を愛せ」