どちらかが彼女を殺した (講談社文庫) の感想

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参照データ

タイトルどちらかが彼女を殺した (講談社文庫)
発売日販売日未定
製作者東野 圭吾
販売元講談社
JANコード9784062645751
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学

購入者の感想

犯人を特定していく過程が面白くて一晩で一気に読んでしまった。

一気に読み終わった後は、謎解きのヒントを得るために即座に注意深く二度読み開始!

確かに注意深く読んでいれば、おのずと犯人は特定される。

しかし、最後には当然犯人が明かされると思って読んでいたので、一度目の読了後はさっぱりわからなかった。

東野氏は

「最後には犯人が明かされる」

という推理小説の常識をひっくり返した。

この暗黙のルールに慣らされている読者に対しての挑戦であり、ミステリの可能性をまた新たに広げたと思う。

非常によく練られた秀作。

東野氏の引き出しの多さには、毎回感心させられる。

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