よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純 (ヒューマンノンフィクション) の感想
参照データ
タイトル | よかたい先生 水俣から世界を見続けた医師 原田正純 (ヒューマンノンフィクション) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 三枝 三七子 |
販売元 | 学研教育出版 |
JANコード | 9784052038266 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
小6のわが子に読んでほしいと購入した。
美しい絵にひかれ読み進め、しゃくりあげるほど泣いてしまった。
水俣病を知らなくても、病に苦しんでいなくとも、大きな愛情で心が満たされる作品である。
小学生にも理解できる文体ではあるが、原田先生のメッセージと生きざまに感動するのには成長の過程が必要かもしれない。
子供時代に出会い、生涯を通じて心に残る良書であると思う。
美しい絵にひかれ読み進め、しゃくりあげるほど泣いてしまった。
水俣病を知らなくても、病に苦しんでいなくとも、大きな愛情で心が満たされる作品である。
小学生にも理解できる文体ではあるが、原田先生のメッセージと生きざまに感動するのには成長の過程が必要かもしれない。
子供時代に出会い、生涯を通じて心に残る良書であると思う。
歴史的事実や年表は、ちょっと小中学生には難しい内容。
でも、小学生にも水俣病にかかわった人たちからのメッセージはきっちり伝わってくるだろうし、受け取れると思う。
この本の面目は、まず、目を背けたくなるような写真は一切ないこと。そして、ただただ一所懸命あっちへこっちへと弱い立場のひとびとに寄り添い、原田先生自身が成長していく様が描かれていることだ。この本の読者はきっと、いざ自分が自分の正しいと思う行動をとるべき場面になったら、原田先生のように行動したいと思うに違いない。困っている人の立場になって考えれば何をすべきかはあきらかだ。そして、その答えは未来につうじる。
過去の悲惨な事件をあつかう本だが、読後は未来への希望をつよく感じることの出来る本だ。
でも、小学生にも水俣病にかかわった人たちからのメッセージはきっちり伝わってくるだろうし、受け取れると思う。
この本の面目は、まず、目を背けたくなるような写真は一切ないこと。そして、ただただ一所懸命あっちへこっちへと弱い立場のひとびとに寄り添い、原田先生自身が成長していく様が描かれていることだ。この本の読者はきっと、いざ自分が自分の正しいと思う行動をとるべき場面になったら、原田先生のように行動したいと思うに違いない。困っている人の立場になって考えれば何をすべきかはあきらかだ。そして、その答えは未来につうじる。
過去の悲惨な事件をあつかう本だが、読後は未来への希望をつよく感じることの出来る本だ。