Re:CREATORS 5(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | Re:CREATORS 5(完全生産限定版) [Blu-ray] |
発売日 | 2017-10-25 |
販売元 | アニプレックス |
JANコード | 4534530104649 |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » アニメ |
購入者の感想
後半へ向けての折り返し点となり、宿敵アルタイルが創造された経緯が語られます。
戦闘による混乱が収まった後、颯太はこれまで語ることが出来なかったアルタイルの創造主の少女セツナに起こった出来事を語り始める…。
多くの作品であった「真実を隠す、あるいは大事なことを言いそびれる→悲惨な結果になる」を地で行く展開が続きましたが、ここで明かされた「颯太とセツナとの関係」の設定をもうちょっと練りこんだ方が(特に終盤の展開に説得力を持たせる上では)良かったと思いました。
主人公、颯太は「狂言回し」としてのポジションですが、一応大事な「軸」でもあります。
「『ネットで知り合い、一度会っただけ』のセツナが荒らしにあって苦しんでいる中、どうすべきか思い悩んでいる内にセツナが自死を選んでしまったことに罪悪感を覚え、このことを皆に伝えるのをためらった」ことは微妙な設定で、視聴者から「主人公としてどうなのか」と疑問を覚えさせてしまい、颯太の主人公としての魅力を削いでしまったと思います。
もちろん平然とセツナへの荒らしをしていた連中に比べれば遙かにマシですけれど、話の中で「早くハッキリと皆に伝えていたら、まみかとアリステリアが仲間に加わってたかもしれないのに」と責められても反論できないのも確かです(颯太を責める展開にはならなかったですし、スタッフもまみか達を仲間にする展開を考えていたかは微妙ですが)。
むしろ、設定を「颯太とセツナはいとこ同士、あるいは兄妹」という近しい関係にした上で「アルタイルを止めなければならないのは分かっているが、セツナの無念を晴らしたい思いもあって話すことが出来なかった」とするか、逆に「颯太はアルタイルもセツナも全然知らなかった」設定にして8話の展開を「関係者となった颯太に菊池原女史からアルタイルとセツナについてまとめた資料を渡される→真鍳のいる店で資料を置いたままトイレに立つ→その間に真鍳が資料を盗撮し、颯太と接触しようとしたまみかに資料を見せる」の方がまとまりが良かったのではと考えます。
戦闘による混乱が収まった後、颯太はこれまで語ることが出来なかったアルタイルの創造主の少女セツナに起こった出来事を語り始める…。
多くの作品であった「真実を隠す、あるいは大事なことを言いそびれる→悲惨な結果になる」を地で行く展開が続きましたが、ここで明かされた「颯太とセツナとの関係」の設定をもうちょっと練りこんだ方が(特に終盤の展開に説得力を持たせる上では)良かったと思いました。
主人公、颯太は「狂言回し」としてのポジションですが、一応大事な「軸」でもあります。
「『ネットで知り合い、一度会っただけ』のセツナが荒らしにあって苦しんでいる中、どうすべきか思い悩んでいる内にセツナが自死を選んでしまったことに罪悪感を覚え、このことを皆に伝えるのをためらった」ことは微妙な設定で、視聴者から「主人公としてどうなのか」と疑問を覚えさせてしまい、颯太の主人公としての魅力を削いでしまったと思います。
もちろん平然とセツナへの荒らしをしていた連中に比べれば遙かにマシですけれど、話の中で「早くハッキリと皆に伝えていたら、まみかとアリステリアが仲間に加わってたかもしれないのに」と責められても反論できないのも確かです(颯太を責める展開にはならなかったですし、スタッフもまみか達を仲間にする展開を考えていたかは微妙ですが)。
むしろ、設定を「颯太とセツナはいとこ同士、あるいは兄妹」という近しい関係にした上で「アルタイルを止めなければならないのは分かっているが、セツナの無念を晴らしたい思いもあって話すことが出来なかった」とするか、逆に「颯太はアルタイルもセツナも全然知らなかった」設定にして8話の展開を「関係者となった颯太に菊池原女史からアルタイルとセツナについてまとめた資料を渡される→真鍳のいる店で資料を置いたままトイレに立つ→その間に真鍳が資料を盗撮し、颯太と接触しようとしたまみかに資料を見せる」の方がまとまりが良かったのではと考えます。