失敗から学ぶ1棟不動産投資の教科書―現役大家の賢い物件の買い方・融資・管理 の感想

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参照データ

タイトル失敗から学ぶ1棟不動産投資の教科書―現役大家の賢い物件の買い方・融資・管理
発売日2017-07-27
製作者藤本 光秀
販売元セルバ出版
JANコード9784863673533
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 不動産 » アパート・ビル経営

購入者の感想

4月から書籍やセミナーで不動産投資の勉強をしています。本書は藤本氏のYoutubeをきっかけに知りました。藤本氏の体験談を中心に、不動産投資の魅力や初心者が気をつけなければならないこと等が書かれており、読み物として面白いだけでなく、他の不動産投資に関する書籍やセミナーの内容を再確認するのにも役立ちました。本書に『本を読んで勉強する場合の注意点は、いろいろな著者の「共通点」を探すことです』、『不動産投資で成功している人が口を揃えて言っていることは、とても重要な事柄』と書かれていますが、まさにその通りでした。私が気に入ったのは、『返済比率が60%を超えてくると結構きつい』とか、『ROIが1%を切るような物件の購入は控えた方が良い』といった具体的な数値を使って説明してくださっているところでした。また、『転売物件には要注意』とのことで、45頁と46頁にいくつかの注意事項が書いてあるのですが、私がある業者から提案された物件が見事にこの注意事項にあてはまるものでした。購入しなくて良かったと思いました。皆さんも注意してください!!

表紙の「1年で6棟59世帯・総額3億円以上の物件規模」というフレーズに引かれて読んでみました。

この本ではノウハウも多数書かれていますが、直ぐに不動産を買えなくても諦めずに「モチベーション」や「行動」をいかに継続するかについても多くのページを割いている点では、これまでの不動産投資の本では見たことが無いように感じられます。

また、印象に残ったのは・・・

「不動産投資を始めるためのマインドセット」
 不動産投資は金額やリスクの大きさ、気に入った物件が見付からないなどの理由で途中で諦めてしまう人が多い中、これから不動産投資を始めたい人が途中で諦めずにどのような心構えや考え方をすれば物件購入に近づけるかの「マインドセット」について書かれています。

「買いたい病」
 筆者自身が中間省略で2千万円以上も上乗せされた相場よりも高い物件を購入してしまったが、事前の収支のシミュレーションや管理会社へのヒアリングにより、不動産投資が続けられなくなるほどの致命的な失敗を避けることが出来た話が書かれています。

「配偶者の反対」
 どうしたら反対する配偶者(妻?)に協力してもらえるようになるかについて書かれています。

物件調査の方法や収支シミュレーションなどのノウハウはもちろん、他にも、今のように不動産価格が高騰しているタイミングでは、自分が買いたい物件を探すのではなく、銀行の融資基準から自分が買える物件がどのような物かを知り、その中から収支が合い、安定して稼動が見込める物件を買うことが大切と述べています。

不動産購入を始めたい人、なかなか踏み出せない人、諦めかけている人にオススメの1冊です。

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