世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術 の感想

【ポイント】
・ビジネスパーソンは脳のコンディションが大切
→パフォーマンスを出し続けたいと願うなら、普段から食事に関心をもって、自分に必要な栄養素を積極的に食べるようにすればいいだけ。

・脳がエネルギー不足に陥ったから、甘いもので補給する。これはあくまで緊急対応。習慣にしてはいけません。脳のコンディションを乱す習慣をまずやめて、脳が快適に働く食事をとる。

・私たちが思考や記憶を行うとき、脳内の神経細胞（ニューロン）が情報を電気信号の形でやりとりしている。この仕組みを正常に行うために、神経伝達や神経細胞の働きを促進しているのが、カルシウム、マグネシウム、ビタミンＢ群。
逆に、甘いもの、油脂の多いもの、アルコールは、カルシウム、マグネシウム、ビタミンＢ群を減らします。

・夕方小腹が空いたなと感じたら、我慢せず「残業食」をとりましょう。
→お薦めはドライフルーツとナッツ。これらの食品にはビタミンやミネラルが多く含まれていて栄養価が高く、多糖類で食物繊維が多いので、食べても急激に血糖値が上がりません。また、腹持ちがよくてタンパク質が豊富なチーズも、格好の残業食といっていい
→菓子パンはやめておいたほうがいいでしょう。砂糖と脂質がたっぷり入っていて高カロリーなのに、ビタミンやミネラルなどはほとんど入っていないから

・風邪予防のためにも、冬場はこまめに水分をとるべき

・ゴールドキウイをひとつ食べれば、それだけで一日に必要なビタミンＣがとれてしまうという優れもの

・寝る前に消化を含めた「食べる」を終わらせてしまいましょう。寝る二時間以上前に食事を終えていれば、「食べる」と「寝る」の間にきちんと線を引くことができる。

・大事なのは排除ではなく選択なのです。「自分にとって何が必要なのか」を理解し、手に入る最良のものを選ぶ。それが大切

・偏った食生活では、いつも同じ消化吸収の経路や代謝しか使わないので、繊細だけれど非常に危ういからだになってしまいかねません。