ゼロから始める都市型狩猟採集生活 (角川文庫) の感想

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参照データ

タイトルゼロから始める都市型狩猟採集生活 (角川文庫)
発売日2016-07-23
製作者坂口 恭平
販売元KADOKAWA/角川書店
JANコード9784041046272
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » さ行の著者

購入者の感想

無職・無一文で東京の街に生きるとしたら、というシュミレーション方式で書かれた本。まさにドキュメンタリー番組「サバイバルゲーム」そのもの。
本中にいろんな達人が出てくるけどどの人もすげえ。
ダンボールハウス作る達人なんかはさぞかし凝った作りのを作るのかと思いきや超シンプルなハウスだし!そのシンプルさの裏に隠された多機能ぶりに脱帽。
電気の名人はバッテリーだけでレンジに冷蔵庫、エアコンまで稼働させるって、まじすか!?
さらに多摩川沿いに住み、通称ロビンソン・クルーソーも極めてる。
水道水はマズいと一切飲まず全部雨水。(降り出して2時間以上経った雨はキレくておいしいと)
隅田川沿いのエジソンなるおっさんなんかは中国の大地震でテント暮らしをしてる被災者の映像をテレビで見ながら「地べたに寝ちゃいかん!政府が言うなら出向いてって小屋作りを指導するのに!」としびれるセリフを吐く。この人達こそ東日本大震災の時派遣すべきスペシャリストだったんじゃないか、と強く思った。

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