神様はバリにいる の感想

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タイトル神様はバリにいる
発売日2015-06-17
監督李闘士男
出演堤真一
JANコード登録されていません
カテゴリAmazonビデオ » カテゴリー別 » 日本映画 » コメディ

購入者の感想

「人生いろいろ」というのが最初に抱いた感想です。
原案は「出稼げば大富豪」、実在するバリの大富豪・丸尾孝俊氏を取材した書籍。本作のアニキ(演:堤真一)は丸尾氏をモデルとしたキャラクターです。
アニキの哲学を描いた映画ですが、アニキのようにやればいいよという話ではないと思います。現代の日本社会には合わなかったが、バリにはアニキを受け入れる土壌があったと、そう解釈しています。アニキが大富豪になれたのも、生来の商才はあったのでしょうが、きっかけはラッキーで1億円の元手が手に入ったこと。富豪になった男の人生を学ぼうと思って観る作品ではないのでしょう。主人公・祥子の最後の選択がそれを示唆しているように感じます。
しかし、アニキのバックボーンがもう少し見てみたかったなというのはありました。モデルの丸尾氏は中卒で飲食業やトラック運転手など様々な職を渡り歩き、20代後半でバリ島へ渡ったとのこと。本作ではセリフで軽く触れられる程度で深くは描かれません。アニキの生まれ育った環境の描写があると、バリの文化に惚れた理由により共感できたかもしれません。
タイトルはよく練られたものだと思います。”神様”とはアニキのことかとミスリードさせておいて、映画を観終わった後に本当の意味がわかる仕組み。
総括。捨てる神あれば拾う神あり。現代日本社会で周りから押し付けられる常識とか評価とかがうっとおしいと感じたとき、本作を観てみると「もう少しだけ自由にやってみようかな」と、勇気をもらえるかもしれません。

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