ミンボーの女＜Blu-ray＞ の感想

この「ミンボーの女」はヤクザによる民事介入暴力を描いた作品で、
「対応マニュアル映画」とも評されていますが、不当な犯罪に対して
団結した組織で毅然と対応する、勇気を貰える素晴らしい名作です！

作品としても伊丹映画で最大のヒットを飛ばしているし、作品の内容も
繰り返し観ても飽きず、また見れば見る程 味が出る作品となっています。

ここまでのクオリティを誇る邦画はあまりないので、まだ未見の人は
是非ともご覧になって下さい。不条理な犯罪行為に対抗する意思の強さと、
弱かった人間がヤクザとの戦いを通じて強くなっていく様が学べます。

この作品が原因となって伊丹監督が本物に刺される事件まで勃発しましたが、
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した監督の勇気に敬意を表します。

★2012.1.27商品到着

BD版「ミンボーの女」は、画質よし、音質よし、字幕よしの三拍子で、
特に日本語字幕が、かなり適当だったDVD版の字幕と比較して、圧倒的に
改善されており、ほぼ登場人物の台詞通りに字幕が表示されます！

また人物名が、最初の１回目だけ「鈴木勇気」、「若杉太郎」と出て、
次からは「鈴木」、「若杉」となるなど親切な仕様となっており、もう
非の打ちどころがない決定版「ミンボーの女」と言える商品となっています。
正に買って損なしの商品ですので、DVDから買い替える価値は十分あります。