響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 (宝島社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 (宝島社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 武田 綾乃 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784800274915 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ロマンス |
購入者の感想
今回のコンクールの結果は、何となく予想がついていました。イベントも毎年大体同じだし、あすか先輩の様な強烈なキャラもいないし、あまり期待しないで前後編を購入したのですが、いざ読み始めたら、ページをめくる手が止まらないほど夢中になってしまいました。私の様な小説のド素人が言うのもなんですが。武田先生は第一楽章の時より、小説を書くのが格段にうまくなっていると思います。第三楽章が今から楽しみです。私は第一楽章(?)の初巻にも、レビューで書いたように、私が吹部をやっていたのは40年前位なので、同じことももちろんありますが、違うこともたくさんあります(当時は女の子が金管楽器、ましてやチューバなんかやるのは考えられませんでした)。それを踏まえた上で、私世代のOB、OGには今時の吹部を知る意味で、現役世代には吹部ならではの人間関係など参考になることも、たくさんあると思います、って、読んで面白ければそれで良いのですが。個人的には今までの「ユーフォ・・・」シリーズの中では、一番楽しめました。
アニメ2期で準主役級の扱いとなった2人、その2人のすれ違う気持ちなどが
読んでいて切なくなる気持ちになりながらも気持ちが伝わってくる内容でした。
一方、新2年生として頑張る久美子も、学年が1つ上がった分だけ感受性が豊かに
なったというか、その感情の向かう方向やその姿も共感出来る部分があったり
して、やはり、去年の1年は無駄では無かったんだなぁ……という感じでした。
さて、今年の吹奏楽コンクールですが、予想されていた方もおられるかも
しれないですが、結果は小説の通り。前編・後編という予告、かつ、前編の
終わりから「もしかしたら」という気持ちもありましたが、実力校的な学校が
出て来た時点で「これ、もしかしてフラグ?」という予想がまさかの現実では。
で、最後、久美子のある決断と、それを受け入れた相手、共に辛い気持ちが
あるのかもしれないですが、その決断が今後出る続編でどうなっていくのか、
「私、気になります」(某古典部の女の子風に読んでください)。
読んでいて切なくなる気持ちになりながらも気持ちが伝わってくる内容でした。
一方、新2年生として頑張る久美子も、学年が1つ上がった分だけ感受性が豊かに
なったというか、その感情の向かう方向やその姿も共感出来る部分があったり
して、やはり、去年の1年は無駄では無かったんだなぁ……という感じでした。
さて、今年の吹奏楽コンクールですが、予想されていた方もおられるかも
しれないですが、結果は小説の通り。前編・後編という予告、かつ、前編の
終わりから「もしかしたら」という気持ちもありましたが、実力校的な学校が
出て来た時点で「これ、もしかしてフラグ?」という予想がまさかの現実では。
で、最後、久美子のある決断と、それを受け入れた相手、共に辛い気持ちが
あるのかもしれないですが、その決断が今後出る続編でどうなっていくのか、
「私、気になります」(某古典部の女の子風に読んでください)。