お笑い自民党改憲案 の感想
参照データ
タイトル | お笑い自民党改憲案 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ピーコ |
販売元 | 金曜日 |
JANコード | 9784865720198 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日本の政治 |
購入者の感想
ピーコさん、佐高さん、谷口さんの3人による座談会を収録した本です。根拠・出典をきっちりと明示した中身の本ではないので、自民党改憲案の問題点を詳しく知りたいなら他の本のほうが向いてると思います。ただし座談会の開放的な雰囲気でちょいちょい歯に衣着せぬ芯を食った発言があり、それには読む側もニマニマしてしまいます。こういう本ならではの持ち味・醍醐味でしょう。
さて、自民党改憲案といえば、憲法を守らなくてはいけないのはだれかという初歩の初歩のすら間違っているし、前文には「長い歴史と固有の文化」と書きこもうとしているわけですが、例えば古事記・日本書紀は皇位やら女性をめぐる私利私欲丸出しの権力争いを描く本でしょう。彼らは天皇を日本の「元首」にしたいけれども、天皇は「国政に関する機能を有しない」わけです。はて?どうしたいんだい?
というようなことを大雑把に見渡す、第一歩の本にしたらいいんじゃないでしょうか。
さて、自民党改憲案といえば、憲法を守らなくてはいけないのはだれかという初歩の初歩のすら間違っているし、前文には「長い歴史と固有の文化」と書きこもうとしているわけですが、例えば古事記・日本書紀は皇位やら女性をめぐる私利私欲丸出しの権力争いを描く本でしょう。彼らは天皇を日本の「元首」にしたいけれども、天皇は「国政に関する機能を有しない」わけです。はて?どうしたいんだい?
というようなことを大雑把に見渡す、第一歩の本にしたらいいんじゃないでしょうか。