球界のぶっちゃけ話 (宝島SUGOI文庫) の感想

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参照データ

タイトル球界のぶっちゃけ話 (宝島SUGOI文庫)
発売日2012-12-06
製作者愛甲 猛
販売元宝島社
JANコード9784800204851
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

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 愛甲はプリンスホテルを経由して西武に入団するというという密約を結んでいたと言われていますが、同じ逗子市内に住む、西武のドン根本睦夫氏の上司だった人物の元に足繁く通い、プリンス系のホテルでメシを喰わせてもらったあげく、10万円を渡されて「これでいいところ行ってこい」と言われていたそうで(p.99)。愛甲ぐらいになると、高校時代からメーカーから用具の供給を受けていたそうですが「さすがに高校生なので契約金は発生しなかった」というレベルなのには恐れ入りました(p.124)。ドライチとなると、戦力外通告して他球団で活躍されると球団フロントの立場がなくなる、ということで、巨人の場合は、辻内のトレード話を清武GMが潰したという話は生々しい(p.104)。

 星野監督の交際費は5000万円という話には驚きました(p.148)。また、選手が高級店で遊ぶ場合は、馴染みの寿司屋などにクルマで迎えに来てもらい、しかも裏口から出る、というパターンが多いとか(p.192)。選手にとってのタニマチ遊びのゴールはCM出演というあたりも実感こもっています(p.197)。すごいタニマチになると、ゴルフコンペにプロ野球の選手10人、女子プロ10人を集め、お客さん20人を呼んで10パーティでラウンドする、というのも素晴らしい。

 細かい野球の見方も教えてくれます。カウント0-2(0ボール、2ストライク)で三球勝負をする時、ベテラン捕手は「次いきますよ」と審判に囁いて、ちゃんと見てもらう、ということをやるなんていうあたりはさもありなん。こうしたことをやらずに臭いコースに投げさせても、簡単にボールと判定されるため(p.35)。また、リリーフ投手の肩が出来ない状況で投手が交代した場合、審判から「初球をボールと判定しますから、その時にクレームをつけてください。5分もあれば十分でしょう」と言うことがあるそうで(p.47)。

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