志乃ちゃんは自分の名前が言えない の感想
参照データ
タイトル | 志乃ちゃんは自分の名前が言えない |
発売日 | 2013-11-19 |
製作者 | 押見 修造 |
販売元 | 太田出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
素晴らしい作品だった。
吃音症でうまく会話ができない志乃。必死で練習した自己紹介の言葉…。
でもやっぱり盛大にどもってしまい、クラスメートに嘲笑される。
他人の反応が気になって仕方ない。「ありがとう」すらうまく言えない。
そんな自分が情けなくて、どんどんふさぎ込んでしまう。
構図・コマ割りなどの演出が秀逸で、表情の描写も抜群に豊かだ。
その全てが志乃の苦しみや葛藤、ひいては魅力をひき立てており、
志乃の気持ちがひしひしと伝わってきて胸が痛くなる。
キャラクターの感情をここまでまっすぐに爆発させることのできる作者の力量に唸らされた。
これはただの吃音がテーマの漫画ではない。
もっと普遍的な…誰もが持ちうる「不自由」とどう対峙していくべきかということを教えてくれる漫画だ。
吃音症でうまく会話ができない志乃。必死で練習した自己紹介の言葉…。
でもやっぱり盛大にどもってしまい、クラスメートに嘲笑される。
他人の反応が気になって仕方ない。「ありがとう」すらうまく言えない。
そんな自分が情けなくて、どんどんふさぎ込んでしまう。
構図・コマ割りなどの演出が秀逸で、表情の描写も抜群に豊かだ。
その全てが志乃の苦しみや葛藤、ひいては魅力をひき立てており、
志乃の気持ちがひしひしと伝わってきて胸が痛くなる。
キャラクターの感情をここまでまっすぐに爆発させることのできる作者の力量に唸らされた。
これはただの吃音がテーマの漫画ではない。
もっと普遍的な…誰もが持ちうる「不自由」とどう対峙していくべきかということを教えてくれる漫画だ。