コトブキヤ シュヴァルツェスマーケン リィズ 1/7スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア の感想

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　TVアニメ「シュヴァルツェスマーケン」より、メインヒロインの一人、リィズ・ホーエンシュタイン少尉の水着姿です。
　　
　他のレヴュアーの方も指摘されている塗装についてですが、初めのうちは私も、〝見本写真のような、少しばかりオレンジ色に火照ったようなデコマス通りの肌の色だったら、どれだけ良かったことか…〟などと、思ったりもしました。…けれど、すぐに慣れました。
　造形よし。ポーズよし。表情よし。肌の色だって、これで十分です。透き通るようなクリーム色の肌を、ちょっとだけ恥ずかしさでピンクに火照らせたような健康的な肌色です。かわいいです。色っぽいです。お勧めです。（写真写りが、ちょっと良すぎるのかもしれませんね。）

　好評だったアイリスディーナさんと並べて見ても、決して見劣りするものではありません。（但し、ヴィーナスとお子さま人魚くらいのスタイルの違いはあるかも知れませんが…）
　
　トレードマークのリボンの柄に合わせたデザインの、縞ブラと縞パンの造形が秀逸です。一つ一つの縞模様が、しっかり浮き彫りになっていて、細かいストライプの一線一画ごとに、水色と純白の塗料が交互に、丁寧に塗り込まれています。単なるペイントだけの薄っぺらな水着ではありません。立体的で独立した造形を伴う緻密なリトルストライプです。（パンツとブラの表面を縞模様に沿って、優しく指で撫でると、ゴリゴリとした心地よい手触りがあります。）…良い仕事されてます。

　あどけない少女の裸身を包む水着(パンツとブラ）と、頭髪の両脇に結び付けられた２つのリボンの可愛らしい縞模様が一体となって、透き通るようなクリーム色のリイズの肌の色を、慎ましく、色っぽく、よりフレッシュに彩り、鍛え抜かれた両脚を、陸に上がった人魚の尾びれのように艶めかしく重ね合わせ、右手で上半身を軽く支え起こしながら、腰の柔肌を〝グイッ〟と捻って、いやらしく捻りだされた背中の溝とウエストラインを曝けだした、〝俎上の鯉〟ならぬ〝混浴場の水着姿のマーメイド〟とも呼ぶべき無防備で悩ましい今のリイズの姿を、より可愛いらしく、より色っぽく照らし出しています。