【Amazon.co.jp限定】 この世界の片隅に (特装限定版) (Amazon.co.jpオリジナルメイキングDISC付) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 【Amazon.co.jp限定】 この世界の片隅に (特装限定版) (Amazon.co.jpオリジナルメイキングDISC付) [Blu-ray] |
発売日 | 2017-09-15 |
監督 | 片渕須直 |
出演 | のん |
販売元 | バンダイビジュアル |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » DVD » ジャンル別 » アニメ |
購入者の感想
なかなか劇場へ行くことが出来ず、上映終了状態になってしまい、速攻で予約し、購入しました。
BD版でも良作品でした。手元に届いてから数回鑑賞しました。
観終わったあと、「やはり劇場で観るべき作品だ」という認識に至りました。
(実際に行われたクラウドファウンディングにも参加しても、全く問題の無い作品レベルです)
すずさん他の登場キャラがしっかり作られていて、シナリオもすごくできてました(戦争非経験なので、比較のしようがないですが)。
BD版でも良作品でした。手元に届いてから数回鑑賞しました。
観終わったあと、「やはり劇場で観るべき作品だ」という認識に至りました。
(実際に行われたクラウドファウンディングにも参加しても、全く問題の無い作品レベルです)
すずさん他の登場キャラがしっかり作られていて、シナリオもすごくできてました(戦争非経験なので、比較のしようがないですが)。
映画を見ました。
まだ幼さも残る18歳で広島の呉に嫁いだ主人公(すずさん)は、主婦として成長していくだけだったはずが、得も言われぬ力でにじり寄って来る「戦争」によって、大切なものを次々と奪われながらも、日々懸命に生きていく姿が、とても丁寧に描写されており、あらゆる感情が胸に迫る作品でした。
映画をきっかけに、子供だった頃の体験を思い出しました。
祖父母が語ってくれた戦争のこと(幼かったこともあり、あまり多くを語ってくれませんでしたし、表面的なことぐらいしか理解できていませんでした)、街中で会う傷痍兵の方たちが怖かったこと、入院中に出会った特攻隊の生き残りの方が語ってくれたこと(想像していた状況と全く違う話だったので驚いたことを覚えています)、近所で見つけた防空壕跡を秘密基地にして遊んでいたこと。
そのような思い出のなかでも、祖母は孫が集まると「おまえ達が戦争を知らずに生きてくれれば、それでええ」と、いつも言ってくれていたことは、昨日のことのように記憶しています。
残念ながら、今この瞬間も世界から「争い」は無くなっていません。どんなに記録が残され、情報伝達が発達し、平和への願いを込めても、「争い」の芽は絶えることが無いようです。
それでも、日々迫り来る危機への不安が増しているこの時代にあって、平和に暮らすことのありがたさを、戦争を経験していない私たち世代であっても、次の世代に伝え続けなければならないとの思いは募るばかりです。
本作は、あの時代に起こった出来事が今に繋がっているということを、素直に伝えたいという気持ちに対して、力強く後押ししてくれます。
この作品を生み出し、命を吹き込んでくれた、全ての方々に感謝するとともに、少しでも多くの方がこの作品に出会ってもらうこと、世界の片隅で苦しむ人々が居なくなること、を願わずにはいられません。
まだ幼さも残る18歳で広島の呉に嫁いだ主人公(すずさん)は、主婦として成長していくだけだったはずが、得も言われぬ力でにじり寄って来る「戦争」によって、大切なものを次々と奪われながらも、日々懸命に生きていく姿が、とても丁寧に描写されており、あらゆる感情が胸に迫る作品でした。
映画をきっかけに、子供だった頃の体験を思い出しました。
祖父母が語ってくれた戦争のこと(幼かったこともあり、あまり多くを語ってくれませんでしたし、表面的なことぐらいしか理解できていませんでした)、街中で会う傷痍兵の方たちが怖かったこと、入院中に出会った特攻隊の生き残りの方が語ってくれたこと(想像していた状況と全く違う話だったので驚いたことを覚えています)、近所で見つけた防空壕跡を秘密基地にして遊んでいたこと。
そのような思い出のなかでも、祖母は孫が集まると「おまえ達が戦争を知らずに生きてくれれば、それでええ」と、いつも言ってくれていたことは、昨日のことのように記憶しています。
残念ながら、今この瞬間も世界から「争い」は無くなっていません。どんなに記録が残され、情報伝達が発達し、平和への願いを込めても、「争い」の芽は絶えることが無いようです。
それでも、日々迫り来る危機への不安が増しているこの時代にあって、平和に暮らすことのありがたさを、戦争を経験していない私たち世代であっても、次の世代に伝え続けなければならないとの思いは募るばかりです。
本作は、あの時代に起こった出来事が今に繋がっているということを、素直に伝えたいという気持ちに対して、力強く後押ししてくれます。
この作品を生み出し、命を吹き込んでくれた、全ての方々に感謝するとともに、少しでも多くの方がこの作品に出会ってもらうこと、世界の片隅で苦しむ人々が居なくなること、を願わずにはいられません。