宇宙兄弟(31) (モーニングコミックス) の感想

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タイトル宇宙兄弟(31) (モーニングコミックス)
発売日2017-06-23
製作者小山宙哉
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

宇宙兄弟は本当に展開にハラハラします。そして、日本人にとって宇宙とはNASAのイメージばかりだけれど、このロシアの奥深さ。違いがあるからこそ深まり、どちらも魅力的に感じます。この兄弟も、まるでこの二つの国のよう。違うけれど、魅力的❗最高ですね。

物語の当初は、ヒビトの方が才能や運にも恵まれ、天真爛漫/順風満帆に宇宙飛行士人生を歩んでいたいわば”ウサギ”に見えましたが、月での不運による事故のPTSD発症以来はなかなか前に進まない苦難の日々が続き、一方、”カメ”のムッタの諦めない活躍が目立っています。
リアルだなと偉そうにいう資格も、実際に身近で見たわけではないですが、人生の最初から最後まで天真爛漫、順風満帆で行けた人は未だかつていないのではないでしょうか。
今巻でも未来への完全なる光明が見えたわけではないですが、天真爛漫に見えた過去も本人にとってはそれだけではなかったという事実と、夢を諦めないためのモチベーションというものを見せてもらいました。次巻も楽しみです。

宇宙兄弟の活動の一環としてせりか基金が発足しました。https://landing-page.koyamachuya.com/serikafund/

ジョーカーズの面々、ブギー、せりかなど、ムッタサイドのキャラたちは活躍が目立ち、最近のストーリー展開においては、本作の顔というべき存在になっている。
ヒビトサイドのロシアの面々は登場したばかりキャラも多く、上記のキャラには敵わないが、だんだんと個性が出てきた。
作中でヒビトが感じた通り、初めは仏頂面で取っ付きにくかったロシアのメンバーとの関係が、「入水式」や酒の場で温まり、次の段階へと進んだためである。
読者はヒビトの立場になって、ロシアのメンバーの魅力に気付き始めることができ、読むうちに嬉しい気持ちになれる。
以前よりも大人っぽく、特にはしゃぐことなく自然に再会するヒビトとオルガの様子にも、見ていて表情が緩んだ。

それにしても、作者の持つキャラクターのレパートリーの多さは、無尽蔵とでも表現すればよいのだろうか、毎度驚かされる。
誰も彼もが強烈に濃く、また魅力的なのだ。
そんな彼らの活躍が今後も楽しみである。

毎回、新刊でたら購入。買い忘れするのを防ぐためネットワークで買ってます。
大人の漫画というか、言葉の表現力がいいし、内容もいい。オススメの本の一つ

セリカさんが落ち込んだ時はもやもやしまくってたけど、今回は最高ですわ!

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