Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2014年 11月号 の感想

　カーサ・ブルータスはインテリアや建築に関する特集が多い雑誌で、毎号掲載されている建築写真の美しさは素晴らしいものがありこの手の雑誌では頭ひとつ抜けているのではないかと思います。個人的には毎月必ず買う雑誌の一つでもあります。
　2014年11月号の特集は日本のベスト美術館と世界の最新ミュージアムということで、国内外の美術館を紹介しています。国内の美術館に関しては建築部門、展示部門、必見部門の3部門で紹介しています。各美術館は大きく綺麗な写真で紹介されており、一度訪れてみたい美術館が一気に増えました。また、訪れたことがある美術館でも、掲載されている写真を見ていると違う魅力がありもう一度訪ねてみたくなります。海外の美術館に関しては”世界の最新ミュージアム！”として約10ヶ所の最新美術館がそれぞれ1枚の写真で紹介されています。1枚の写真だけすがこちらも見に行きたくなりますね。海外にはなかなか行くことは出来ませんがいつか訪れてみたいです。
　今号にはさらに”Discover KYOTO”という京都特集や絵本特集もありますが、見ていると京都にに行きたくなったり、本屋に行きたくなったりと多くの刺激を与えてくれます。
　またこの雑誌の楽しみの一つに、ほしのよりこさんが連載している”カーサの猫村さん”があります。毎号楽しみにしており単行本も持っています。今月号に出てきた”カーサボツ”を是非とも読んでみたいものです。

　この雑誌は、特集の内容によって印刷の質感や紙質を変えたりと様々な編集上の工夫がなされており、綺麗な写真や読ませる内容も含め編集部が頑張ってる感じが本当に伝わってきます。今後もこのクオリティーを維持し頑張ってもらいたいです。