書き込めば身につく! 小論文メソッド の感想

文章を書けずに悩んでいる大学生の皆さん、書けないって辛いですよね。どう書けばいいか分からないですよね。だって今まで習ってないもの。皆さんは、きっとそう思っているはず。文章を書け、作文をしろ、感想文を提出しろ、入試には小論文が必要だとは言われ続けてきたけれど、そのために必要な「書き方」は、指導されませんでしたよね。そうなんです。指導されていないんです。指導されないのに書ける訳はありません。現在の国語科の教え方の中に、「文章の書き方」「構想の練り方」「推敲のしかた」「スタイル毎に違う文章の型」というのは存在しません。だから書けないのです。そこで！　本書を推薦します。著者は長年受験指導に取り組み、同時に公務員試験対策と法科大学院入試の指導もしている吉岡友治氏。小論文に関する数々の良書を出しています。その先生が悩める大学生の為に出したのが本書です。本書を開き、トレーニングシートを置き、指示に従ってゆっくり書いてみましょう。「そういうことだったのか」と分かってきます。レポート提出で苦しむ前に、取り組んでみましょう。そして大学生でなくとも、文章がなかなか書けずに困っている一般の皆さん、もちろん受験生諸君にも、本書は有効です。文章の「型」とは何か、が分かれば、苦しみから解放されますよ。