オール仮面ライダー ライダージェネレーション の感想

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むかーしむかし、まだSFCが現役だった頃･･･（今も現役のご家庭ありますけども）横スクロールアクションゲームが沢山出ていました。
中でもヒーロー達をSD化し、ポーズやアクションなどをコミカルかつ格好良く再現した某シリーズは大人気の看板作品でしたね。
このゲーム、まさにそれ！
ちっちゃくなっても特徴的なしぐさや構え、メリハリの効いた戦闘アクション等ドットの良さを上手くいかしています。
各ライダー毎の能力や会話の掛け合いも各々の設定を重視した「わかってる」ものばかり。
はっきり言いますが放映中に間に合わせで発売された過去のライダーゲーよりもずっと愛に溢れていると思います。

細かいところを見ると
軸合わせがアバウトでもちゃんと敵に攻撃が当たってくれるとか
仲間に選んだライダーがストレス無く動いてくれるところとか
アイテムの取り逃しがあっても来た道を戻る事ができるとか
オートセーブがあるのでうっかりミスで記録しないまま電源落としたりがないとか
ナオミさんがかわいいとか
アンクがかわいいとか
かゆいところに手が届く感じで大変親切です。

難点、というか肩すかしになった部分と言えばライダー二人でコンビを組めるというシステム上期待したのに
一人プレイ専用だったという点だけです。
これはまぁ、システムや演出などゲームを進めていくと「仕方ないか」と諦めざるを得なかったのですが。
それでもゲームとしての面白さを損なっているわけではないので星は五つ。

楽しく、格好良く、懐かしく、新しく、そしてなによりベルトアクションゲームとしての完成度が高いです。
繰り返しになりますが、過去歴代のライダーゲーのなかでも屈指の良作になるのは間違いないでしょう！