免疫力を高めれば、薬はいらない!: 医者いらずの体になる簡単健康法 (知的生きかた文庫) の感想

健康でいるとはバランスをとる事なので目指すところが分かりづらいものだ。つい意識から薄れてしまう。
病気になると、元の状態(健康)を目指すという分かりやすい目標ができる。これを繰り返してる人を健康な人と言うだろうか？

体には自動アラーム機能のようなものが備わっているらしい。
体は思考よりも自分の状態についてよく教えてくれるのだから、その声を聞き漏らしたり無視しない事が健康でいるために重要だ。
自分は真面目だし、ちょっと頑張り過ぎかもという人に、この本の「最高の贅沢は自分の体を休める事」という考えをお勧めしたい。
体は生き方を見直す時期も教えてくれるのだ。

免疫力を高める方法が複数書かれているが、何度も出てくるのは体を温める事。湯船で温まる事がとても良いようだ。
運動で大事な事は動く場所全部を動かす事。
「薬を長く飲む事は健康につながらない」には同感する。
風邪をひくという事象も体が免疫力を高めようとするからで、実際風邪が治った後でリンパ球が増え、免疫力がアップしているとの事。