まど・みちお画集 とおい ところ の感想
参照データ
タイトル | まど・みちお画集 とおい ところ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | まど・みちお |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784104641017 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
多くの人々に「ぞうさん」や「ふしぎなポケット」の詩で愛されるまどさん。彼の詩はいつも優しく、その中で「チカッ」と光を放つ瞬間に何度も出会います。そんな詩人の描いた抽象画の数々が、詩と共につづられています。言葉の世界の達人が、絵の世界で遊ぶとこうなる――剣の世界に生きた宮本武蔵の絵を観たときと同じ位の衝撃でした。言葉や名前の入る余地のない、まどさんの抽象画。「とおいところ」のタイトルのように、どこか私たちの知らない世界の風景を、まどさんは描いているように思います。だからこそ、詩を味わうように彼の絵をじっくり味わうのがいいのかなと思いながら読んでいます。
いつまでも手にとって読みたくなる絵と詩が詰まっています。何年も読み返していますが、未だに味わい尽くせない一冊。
いつまでも手にとって読みたくなる絵と詩が詰まっています。何年も読み返していますが、未だに味わい尽くせない一冊。