なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか? の感想

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参照データ

タイトルなぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?
発売日2015-10-17
製作者小林正観
販売元イースト・プレス
JANコード9784781613697
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

この本は、今から四年前に亡くなられた正観さんの生前に企画されたものだったのだそうです。
「見方道」の集大成のような本を作ろうということで、話は進み、『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』という題名に、各章のテーマまでもが決まっていたそうですが、執筆に取り掛かろうとする前に、正観さんは旅立たってしまわれた、という話です。
この度、文字通り、正観さんと交流のあった様々な方の尽力のお蔭で、正観さん最期の企画が実現し、私たちの元にこうして届けられることになりました。

『はじめに』のところで、正観さんの教えを、あえて一つにまとめてみるなら、それは『受け入れる』ということではないか、と正観塾師範代の高島さんはおっしゃっていました。
その箇所を目にした瞬間に、私が長い間、出口の見えないトンネルの中でもがき苦しんでいたのは、結局、「理不尽」なことも含めて、すべてを受け入れることができなかったからなんだな、と悟るに至りました。
つまり、私は、わかっている積もりで、わかっていなかった、ということに他なりません。

私は、「理不尽」と思えるこの状況を、自ら望んで、シナリオにきちんと書き記した上で、この世に生まれてきた、ということをすっかり忘れかけていました。
私が望んだこと、それは、追い込まれた状況に置かれて、私が目覚めて新たに生まれ変わること、だったのです。
しかし、いざ追い込まれた状況に置かれてみて、すべてを受け入れることができなかった私は、「貴方のせいよ」とばかりに、大切な人をとことん追い込んでしまうに至ったのでしょう。
自らのシナリオ通りに私の人生が進んでいるわけですから、あれこれ考えたり、じたばたする意味はなかったのです。
何故、私は、世俗的なものを失うことを怖れたのでしょうか?
何故、私は、目の前にいる人、目の前のことをとことん大事にできなかったのでしょうか?
何故、私は、“どうなっても”変わらずにその人を愛し続けることができなかったのでしょうか?
その人は、私に大きな気づきを与えるために、私の人生の舞台に現れることを約束して、それをきちっと果たしてくれた筈なのです。

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