戦略評価の経営学―戦略の実行を支える業績評価と会計システム の感想
参照データ
タイトル | 戦略評価の経営学―戦略の実行を支える業績評価と会計システム |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ロバート サイモンズ |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478470657 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
「戦略評価の経営学」というと、何やら、新しいジャンルの響きがありますが、より適切なのは、副題の「戦略の実行を支える業績評価と会計システム」のほうでしょう。原著も、「Performannce Measurement & Control Sysytems for Implementing Strategy」です。
ということで、この本が扱っているのは、管理会計なんですが、管理会計とは、もともと、「戦略の実行を支える」ものですので、その意味では、残念ながら、新味はありません。
この本にバリューがあるとすれば、1つ1つの章ごとでは新味はないものの、関係する諸分野をまとめて1冊にしたことでしょう。「会計責任の視点での組織」、「戦略と財務をつなぐツールとしてのバランス・スコアカード」、「部門利益算定のための移転価格」、「予算差異分析」、「リスクの認識と把握」など、幅広いテーマを扱っています。
400ページもる本です。読みとおすのがきつければ、関心のある章から入って膨らませて行くという読み方もあるでしょう。
ということで、この本が扱っているのは、管理会計なんですが、管理会計とは、もともと、「戦略の実行を支える」ものですので、その意味では、残念ながら、新味はありません。
この本にバリューがあるとすれば、1つ1つの章ごとでは新味はないものの、関係する諸分野をまとめて1冊にしたことでしょう。「会計責任の視点での組織」、「戦略と財務をつなぐツールとしてのバランス・スコアカード」、「部門利益算定のための移転価格」、「予算差異分析」、「リスクの認識と把握」など、幅広いテーマを扱っています。
400ページもる本です。読みとおすのがきつければ、関心のある章から入って膨らませて行くという読み方もあるでしょう。