東京シェア生活 の感想

インテリア好きとして、表紙をはじめとした魅力的な
実例写真にそそられて手に取ったのですが
想像以上にいろいろなことを考えさせられました。
・賃貸と割り切る故の思い切ったインテリア環境。
・隣に誰が住んでいるか分からない都会の一人暮らしとは
　正反対のつかずはなれずのコミュニティ。
これらが運営者である他人によって用意されており
そこに身一つで飛び込むと新しいコミュニケーションが
広がっていくかもしれないという可能性があります。
人と人をつなげていくという感覚は初期のmixiに似ているなと
思いましたが、あちらはバーチャル、こちらはリアルなので
経験習熟度が段違いなのではないかと。
社宅や寮と違って利害のない人間関係が作れそうだし
自分にむいてなければ引っ越せばいいわけで
一人暮らしを「ずっと一人なのはサミシイ」
「せっかくなんだから楽しみたい」と思っている
オモシロガリニストは一読してみては。
「無縁社会」「ひきこもり」「コミュニティ不全」
「生涯未婚」という問題に一石を投じる新しい
ライフスタイルとすら言えるのでは。
一人暮らし時代にこういうムーブメントがあったらなー。