菌子ちゃんの美人法 の感想
参照データ
タイトル | 菌子ちゃんの美人法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 青木 皐 |
販売元 | WAVE出版 |
JANコード | 9784872902679 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 生物・バイオテクノロジー » 微生物学 |
購入者の感想
細菌と皮膚の美についての本です。人間の皮膚や大腸内によい細菌を育てることが、人間を美しくするというのが根本主張です。細菌の大切さを教えてくれる本です。皮膚がしっとりするメカニズム、黄色ブドウ球菌と皮膚の関係は、著者の主張をまとめると次のようになります。「表皮ブドウ球菌は弱酸性の脂肪酸を出す。それで表皮ブドウ球菌が皮膚に多いと、脂肪酸と人間の汗、皮脂がまじり合って乳化し、肌がしっとりとする。肌を洗いすぎると、皮脂が少なくなり、汗腺もうまく機能せず汗も出にくくなる。表皮ブドウ球菌は皮脂、汗を餌にしているので、餌が少なくなるがら、数が少なくなる。表皮ブドウ球菌が減るから、表皮ブドウ球菌のつくる弱酸性の脂肪酸も少なくなり肌はアルカリ性に傾く。それでアルカリ性に強い黄色ブドウ球菌が増え、かゆみなどのトラブルが起こる。」