着物の悦び―きもの七転び八起き (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 着物の悦び―きもの七転び八起き (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 林 真理子 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101191140 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 日本のエッセー・随筆 » 近現代の作品 |
購入者の感想
知識として知っておくとよいお話が散りばめられていて、参考になる話ではありますが・・・・・・彼女は「きもの好き」というよりは、むしろ「道楽」なのではないかと。
やはり『著名人』的な色合いが濃く、共感が持てる部分が少なくて、私にはあまり得るものがありませんでした。
ただ、自分の失敗や間違いをネタにして書くあたり、真理子さんらしいかと。
しかし、色々と書かれている「辛口」が、彼女の場合、辛口に思えない。
「辛口」といわれる書き手が持つ、ピリッとくる心地よい読了感はなく、それはどこが湿った「影」めいていて、その影には「毒」がある・・・・・・という、感じ。
もともと、得意な書き手さんではなかったのですが、これを読んで、「あぁ、彼女のエッセイは、もう読まなくてもいいなぁ〜」と感じた、そんな本でした。
やはり『著名人』的な色合いが濃く、共感が持てる部分が少なくて、私にはあまり得るものがありませんでした。
ただ、自分の失敗や間違いをネタにして書くあたり、真理子さんらしいかと。
しかし、色々と書かれている「辛口」が、彼女の場合、辛口に思えない。
「辛口」といわれる書き手が持つ、ピリッとくる心地よい読了感はなく、それはどこが湿った「影」めいていて、その影には「毒」がある・・・・・・という、感じ。
もともと、得意な書き手さんではなかったのですが、これを読んで、「あぁ、彼女のエッセイは、もう読まなくてもいいなぁ〜」と感じた、そんな本でした。