小さな会社の社長の戦い方 (アスカビジネス) の感想

小さな会社の社長さんはもちろん、サラーリーマンの方にもすらすら読めて理解しやすいと思います。

会社の業績や規模を維持したい、または少しでも大きくしたいと思う方には役に立ちます。

この本のユニークなところは自らの経験を始め失敗事例がたくさんあり、なるほど感がわんさかです。
しかも、汎用的な事例なので自社の業務に多くを置き換えることができます。

僕は第１章の「勘違いが会社経営を狂わせる」を読むだけでかなり参考になりました。
特に印象的だったのは
（目次より引用）
勘違い1 どんなものでも少しは売れていまう悲劇
勘違い4 中小企業が手を出してはいけないものに手を出す
勘違い5 販売代理店に売ってもらう
勘違い8 富裕層ビジネスで儲ける

中小企業の業績は、社長の判断基準を変えることが手っ取り早いと思いますが、
一つでも変われば、本の代金と読んだ時間分はプラスですね。
僕はおかげさまで、費用対効果がかなり大きくなっています(^^)