大学入試 関正生の英語長文プラチナルール の感想

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著者の関正生さんは暗記英語からの解放をテーマに、よりネイティブに近い発想を重要視している方です。
この本はそういった点を踏まえた、詳細かつ丁寧な解説となっていると感じましたので受験生に大いに役に立つことは間違いないでしょう。
イメージとしては、有名大学以上における合格可能性を40%から80%に持っていくツールとして最も効果を発揮するものだと考えたほうがよいです。
ただレベルは決して低くないので、単語、文法、構文の力が一定以上なければこの解説ですら物足りなく感じるでしょう。
そういった意味ではスマートな解説です。
難しいと感じたら、長文以前の力を再確認しましょう。
この本の力は土台がしっかりしていればそれだけ発揮されるものだと思います。
また関さんの評価は両極ありますが、その良し悪しを鵜呑みにせず、受験生は自分の英語力を上げることに巧みに"利用する"ことが重要だと思います。
私のレビューも、あなたにとって都合がいい部分を巧く捉えて利用してくださればと思います。