イラストレクチャー認知神経科学―心理学と脳科学が解くこころの仕組み― の感想
参照データ
タイトル | イラストレクチャー認知神経科学―心理学と脳科学が解くこころの仕組み― |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 村上郁也 |
販売元 | オーム社 |
JANコード | 9784274208225 |
カテゴリ | ジャンル別 » 医学・薬学・看護学・歯科学 » 基礎医学 » 神経科学 |
購入者の感想
脳の高次機能を中心に解説しています。
各章が2ページずつ8つのトピックからなるという形式で、
ベーシックなものからやや専門的なものまで幅広いテーマを扱っています。
一つのテーマを限られた紙面で紹介しなければならないせいか、
わりと容赦なく用語をちりばめた専門的な語り口になっている項目が多く、
「もうちょっと説明してほしいなあ」と思う記述が重なることもしばしばでした。
特に「聴覚」と「体性感覚」の項目は最初に読んだときなかなかつらいものがあり、
僕の場合は他の神経科学の本を参照しながらの勉強になりました。
イラストも1つのトピックにつき2〜3枚程度使われていて、もちろん大いに役に立つのですが、
基本的に白黒赤の3色で、複雑な伝達経路を複雑さを残したままデフォルメしたようなものもあり、
いかんとも理解しがたいもやもやを感じることもままありました。
しかし、一つの見開きにつき1トピックという形式は要旨がまとまっているということでもあるので
慣れてしまえば短時間での知識の整理にとても役立ちます。、
四捨五入すると日本語版で1000ページ、原書でも500ページになるような海外の教科書より、
繰り返し復習して網羅的な知識を得るための本として、最初の学習に向いていると思います。
個人的には愛用の一冊になっています。
章立ては以下のとおりです。
1 心の科学研究史
2 神経細胞と伝達のメカニズム
3 PETやfMRI等の各種機能画像法、脳波や事象関連電位などの認知神経科学の研究方法の紹介
4 視覚
5 聴覚
6 言語
7 注意と眼球運動
8 体性感覚・運動
9 学習・記憶
10 連合野
11 意識
12 情動
13 発達心理学の神経科学的なアプローチ
14 計算理論とコネクショニズム
各章が2ページずつ8つのトピックからなるという形式で、
ベーシックなものからやや専門的なものまで幅広いテーマを扱っています。
一つのテーマを限られた紙面で紹介しなければならないせいか、
わりと容赦なく用語をちりばめた専門的な語り口になっている項目が多く、
「もうちょっと説明してほしいなあ」と思う記述が重なることもしばしばでした。
特に「聴覚」と「体性感覚」の項目は最初に読んだときなかなかつらいものがあり、
僕の場合は他の神経科学の本を参照しながらの勉強になりました。
イラストも1つのトピックにつき2〜3枚程度使われていて、もちろん大いに役に立つのですが、
基本的に白黒赤の3色で、複雑な伝達経路を複雑さを残したままデフォルメしたようなものもあり、
いかんとも理解しがたいもやもやを感じることもままありました。
しかし、一つの見開きにつき1トピックという形式は要旨がまとまっているということでもあるので
慣れてしまえば短時間での知識の整理にとても役立ちます。、
四捨五入すると日本語版で1000ページ、原書でも500ページになるような海外の教科書より、
繰り返し復習して網羅的な知識を得るための本として、最初の学習に向いていると思います。
個人的には愛用の一冊になっています。
章立ては以下のとおりです。
1 心の科学研究史
2 神経細胞と伝達のメカニズム
3 PETやfMRI等の各種機能画像法、脳波や事象関連電位などの認知神経科学の研究方法の紹介
4 視覚
5 聴覚
6 言語
7 注意と眼球運動
8 体性感覚・運動
9 学習・記憶
10 連合野
11 意識
12 情動
13 発達心理学の神経科学的なアプローチ
14 計算理論とコネクショニズム