中国との付き合い方はベトナムに学べ (SB新書) の感想
参照データ
タイトル | 中国との付き合い方はベトナムに学べ (SB新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中村 繁夫 |
販売元 | SBクリエイティブ |
JANコード | 9784797381535 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
この人レアメタル王なんだそうです。それで世界各国を飛び回っているるらしい。
中国との付き合い方は「もう少し大人になろうよ」という主張は賛成。しかしそのあとベトナムを見習おうというのは大いに疑問。ちょっとベトナムを買いかぶりすぎている。戦術で交渉を引き延ばすしたたかなベトナム人って全体の中では本当に少数で実態はただ怠けていたり、どう意思決定していいかわからないものをずるずる引き延ばしているだけ。それを戦術だと考えるのは「死せる孔明なんとやら」である。
「ベトナムは国の主権や尊厳は徹底して守る。そのためなら普段はおとなしいが、血が流れるのいとわない」といった記述や「カカア天下」などベトナムに対する認識で正しい部分もある。それらは役に立つと思う。またキューバとベトナムの類似性などで比較する発想は面白い。しかしそのほかの部分のベトナム認識は過大評価だと思う。
京都人の気質と中華思想が似ているとする最後の方の意見は面白かった。
しかし総じて本にするような話ではなく居酒屋で飲みながら自分の海外経験を自慢しているようなレベルの話。内容が薄いので1日で読めます。
中国との付き合い方は「もう少し大人になろうよ」という主張は賛成。しかしそのあとベトナムを見習おうというのは大いに疑問。ちょっとベトナムを買いかぶりすぎている。戦術で交渉を引き延ばすしたたかなベトナム人って全体の中では本当に少数で実態はただ怠けていたり、どう意思決定していいかわからないものをずるずる引き延ばしているだけ。それを戦術だと考えるのは「死せる孔明なんとやら」である。
「ベトナムは国の主権や尊厳は徹底して守る。そのためなら普段はおとなしいが、血が流れるのいとわない」といった記述や「カカア天下」などベトナムに対する認識で正しい部分もある。それらは役に立つと思う。またキューバとベトナムの類似性などで比較する発想は面白い。しかしそのほかの部分のベトナム認識は過大評価だと思う。
京都人の気質と中華思想が似ているとする最後の方の意見は面白かった。
しかし総じて本にするような話ではなく居酒屋で飲みながら自分の海外経験を自慢しているようなレベルの話。内容が薄いので1日で読めます。