ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書) の感想
参照データ
タイトル | ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小宮 一慶 |
販売元 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
JANコード | 9784887596214 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
私は知りませんでしたし、関係があるなんて、考えたことも
ありませんでした。正直、眼からウロコです。
本書では次のように説明されています。
日本のGDP(国内総生産)は約500兆円。
GDPとは、要は付加価値(=売上高−仕入れ)の総額。
付加価値のうち、人件費割合(労働分配率)は約60%。
一方、国内の人口は1.3億人。そのうち働いているのは
ざっくり半分の6000万人。
したがって、一人当たりの平均年収は、
500兆円x0.6/6000万人= 500万円(およそ)
上記のようにGDPと平均給与は密接に関係するので、
筆者は一人当たりのGDPが大きくならないと給料が
あがらないと結論付けています。
このような例が、本書の全編で展開されています。
私は技術系の人間で、経済指標や会社の経理に
疎かったので、非常に参考になりました。
前著の『発見力』では、「サラダバーのプチトマトのヘタの
有無でホテルの格がわかる」など、ホントかいな?と、
眉に唾して読んでいましたが、本書を読んで、著者の
(観察に基づく)仮説にはしっかりした裏づけがあると、
納得できました。
☆4つなのは、やや自慢話的な話が鼻につくのと(MBAを持つ人の
著書って、この傾向あり。みんな自慢師みたい)、
数字が経済分野に偏っているから。
社会全般の数字を取り上げれば、もっと一般性があったかも。
でも、私は勉強になったので、筆者に感謝!!
経済指標のわかりやすい説明書としても推薦します。0
ありませんでした。正直、眼からウロコです。
本書では次のように説明されています。
日本のGDP(国内総生産)は約500兆円。
GDPとは、要は付加価値(=売上高−仕入れ)の総額。
付加価値のうち、人件費割合(労働分配率)は約60%。
一方、国内の人口は1.3億人。そのうち働いているのは
ざっくり半分の6000万人。
したがって、一人当たりの平均年収は、
500兆円x0.6/6000万人= 500万円(およそ)
上記のようにGDPと平均給与は密接に関係するので、
筆者は一人当たりのGDPが大きくならないと給料が
あがらないと結論付けています。
このような例が、本書の全編で展開されています。
私は技術系の人間で、経済指標や会社の経理に
疎かったので、非常に参考になりました。
前著の『発見力』では、「サラダバーのプチトマトのヘタの
有無でホテルの格がわかる」など、ホントかいな?と、
眉に唾して読んでいましたが、本書を読んで、著者の
(観察に基づく)仮説にはしっかりした裏づけがあると、
納得できました。
☆4つなのは、やや自慢話的な話が鼻につくのと(MBAを持つ人の
著書って、この傾向あり。みんな自慢師みたい)、
数字が経済分野に偏っているから。
社会全般の数字を取り上げれば、もっと一般性があったかも。
でも、私は勉強になったので、筆者に感謝!!
経済指標のわかりやすい説明書としても推薦します。0