トップ・アスリートだけが知っている「正しい」体のつくり方 (扶桑社新書) の感想

自分のことってわかっているようで案外わかっていません。
それは「からだ」についてもいえることだと、
本書を読んで改めて勉強になりました。

ふだんの不摂生や人間関係のストレスなどもあって、
からだにかけなくてもいい負担を強いていたり、
ヘンなことになっていたりするのに
気付かないまま「ま、大丈夫」などと無理をしてしまう。

いわばブレーキをかけたまま、一生懸命自転車をこいでいるようなものですね。
帯、推薦文に宮里藍選手が書いているように
「正しい体の使い方、作り方」を覚えれば、もっと毎日が気持ちよく
ケガや病気にもなりにくくなるというわけです。

著者は現在アスレチックトレーナーを務める宮里藍選手をはじめ、
サムライジャパンの小久保裕紀監督や多くのメジャーリーガー
その他、劇団四季の俳優さんなど、第一線で活躍する人たちを支えてきた人です。
ちなみにご主人はマリナーズで
イチローや岩隈、ヘルナンデスなどをみてきた森本貴義さんです。

いわゆる安易な健康本、ダイエット本とは違いますね